1.全道勤労者文学歴史探訪

働きながら文学に携わっている仲間が集い「労働者の文学」について語り合う「文学集会」は1980年11月15日(札幌)から始まった。 そして、全道に文学者の連帯を広げようと札幌を離れて、第4回目は旭川での開催となった。 第6回目からは宿泊を伴う 文学・歴史関係先訪問と講演の日程となり、文学と歴史を辿る旅も第20回目からは名称を「全道勤労者文学散歩」そして第37回目からは「全道勤労者文学歴史探訪」に変更し、(海外探訪も含めて)今日を迎えている。

2.文化講演会等の事業

毎年 10月から3月まで6回(毎月第3週)、 (一財)北海道自治労会館との共催、「道民カレッジ連携講座」(主催 北海道教育委員会)として開講している。

労文協リレー講座は、〝本道における労働者の教育、文化、学習活動のセンター〟として発足した「北海道労働文化協会」の事業活動の主柱であり、文学・芸術・歴史・物理学・民衆史等々幅広い分野の世界に卓越した講師陣から、他では聞けない貴重かつ価値ある講話を積み上げてきている。

3.機関誌『労仂文化』の発刊 年5回(7・9月合併号)

教育、文化、学習活動などへの情報(学術)提供・学習誌として、更には労働(組合)運動における文化活動の一翼を担っていく観点から年5回隔月(7月・9月は合併号) 発行している。

掲載は、労文協の事業(文学散歩・リレー講座・シンポジウム等)報告、会員・関係団体・講師団からの寄稿 及び、文芸作品の誌上発表(詩・短歌・俳句・川柳・旅行記・短編小説等である。 

1972年(昭和47)11月25日の第1号発刊から2024年1月1日で第304号(含、合併号)を迎えた。

頒価400円(送料別)  年間購読(発行5回) 一冊2,000円(5回×400円)  

「親しまれ、楽しまれ、そして期待される」
 紙面づくりをめざしている。